映画『アンチポルノ』 動画を無料視聴できる動画配信サービスは?【監督:園子温】気になるあらすじ・みどころにも!

映画『アンチポルノ』 動画を無料視聴できる動画配信サービスは?【監督:園子温】気になるあらすじ・みどころにも!

日活ロマンポルノ45周年を記念しておこなわれた企画である“日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト”の中の作品です。このプロジェクトでは、現在活躍する映画監督5人が、それぞれに同じ上映時間、予算、そしてロマンポルノという共通テーマのもと作品を撮り下ろしています。今をときめく映画監督たち、そしてロマンポルノというジャンルに思い入れの深い映画監督たちが集結したことで注目を集めています。

アンチポルノのメガホンをとったのは、『愛のむきだし』や『ヒミズ』などバイオレンスな作風で知られる園子温監督。脚本も本人が手掛けた完全オリジナル作品です。このページではアンチポルノの動画を視聴できる配信サービスを紹介します。さらに無料で視聴できるかも解説。

アンチポルノを視聴できる動画配信サービス

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*この情報は2017年3月19日に取得した情報です。詳しくは公式ページでご確認ください

 

 アンチポルノ あらすじ

物語を書く前に登場人物をキャンパスに描く、という独特の手法で話題を集める小説家兼アーティストの京子(冨手麻妙)。彼女は極彩色のアーティスティックな部屋にこもり、マネージャーである典子(筒井真理子)が伝えられるスケジュールをこなす日々を送っています。
分刻みの過密なスケジュールが続くうち、やがて京子は自分の人生が現実のものなのか、虚構のものなのか曖昧になっていきます。どこまでが自分の人生なのか分からない……そんな気持ちの中、京子の振る舞いは過激化していき、マネージャー典子へのサディスティックな行為もエスカレート。そんな中、やがて京子の隠された過去が明らかになっていきます。

キャスト/作品情報

京子・・・冨手麻妙(映画『みんな!エスパーだよ!』、『リアル鬼ごっこ』など)
典子・・・筒井真理子(映画『アキレスと亀』、『クワイエットルームにようこそ』、連続テレビ小説『花子とアン』など)
不二子(映画『卍』、『赤い玉、』など)
小谷早弥花(映画『グッドモーニングショー』など)
吉牟田眞奈(舞台『THE SHAMPOO HAT その夜の侍』など)

監督/脚本・・・園子温(映画『愛のむきし』、『冷たい熱帯魚』、『ヒミズ』など)

 

アンチポルノのみどころ

繰り広げられる、女性同士のSM的な世界

同プロジェクトの参加5作品は、“ロマンポルノ”という共通のテーマのもと撮られていますが、なかでもこの作品は少々異質だと言えるでしょう。“10分に1回は濡れ場がある”というがロマンポルノの有名なお約束ですが、この作品はいわゆる男女の濡れ場というものがほとんどでてきません。登場人物自体も、ほとんど女性だけでストーリーが展開していきます。
では、エロティックな作品でないのかと言われると決してそうではありません。ヌードのシーンをはじめ、冨手麻妙さんは多くのシーンで肌を大胆に露出しています。そして、この作品では男女の濡れ場的なものはありませんが、女性同士のSM的な世界が繰り広げられます。

日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクトでも挑戦的な作品

冨手麻妙さん演じる京子と、筒井真理子さん演じる典子の間には、常にSM的な行為が存在します。首輪や鞭といった小道具も出てきますが、そういった様式美的なSMというよりは、もっと精神的な主従関係といったイメージで物語は進みます。
こうした女性同士のエロティックな関係、またはSM的な関係を扱った作品というのは、過去のロマンポルノにもあったようです。しかし、それを全面に打ち出し、さらに“本当の自分はいったい誰なのか?”、“演じるというのはどういうことなのか?”といったテーマにまで踏み込んだこの作品は、今回の日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト5作品の中でも、最も挑戦的な作品だと言えるでしょう。
また、非常に過激なセリフが連発されるというでもかなり挑戦的、挑発的な作品です。タイトル自体も『アンチポルノ』といった、ロマンポルノをテーマにしつつも、それを否定するような挑発的なものとなっています。

美しい極彩色の画面も見所

見所はエロティックなSM的世界観や、美しい冨手麻妙さんの裸体、そして謎かけのような物語だけではありません。この作品の大きな見所になっているのは、極彩色の大胆な色使いも挙げられます。
京子がこもるアトリエが代表的ですが、全体に黄色を基調とした画面は、現実と虚構の境目が曖昧になっていくストーリーに大きなアクセントを与えています。映像を観ているだけでトランスしてしまいそうな過剰な色や映像は、人によってはついていけなくなってしまうかもしれませんが、アーティスティックで狂気を感じるような作品を求める方にはぜひおすすめです。

鬼才・園子温監督

園子温監督は近年では『ヒミズ』などのヒット作を手掛け、さらに年間3~4本というハイペースで映画を発表していることからも、今の日本映画界で最も注目されている監督の一人です。バイオレンスでエロティック、そしてナンセンスな作品を得意とする園子温監督の作品は、“一度ハマったら抜け出せない”とファンも多くなっています。
また、本作はまだメジャーでなかった頃の初期の園作品のような荒々しい雰囲気があるといったファンの声もあるようです。本作品を観て気になった方は、ぜひ鬼才・園子温監督の他の作品も観てみてください。

予告動画 アンチポルノ

 

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