映画『日本のいちばん長い日』無料視聴できる動画配信サービス【役所広司主演】

• 2017年05月26日
• • 邦画

『日本のいちばん長い日』は、終戦70周年を記念して製作された作品です。2015年8月8日に公開されました。原作は半藤一利、監督は原田眞人、製作・配給は松竹です。この作品は1967年にも同タイトル『日本のいちばん長い日』として映画化・公開されており、監督は岡本喜八、製作・配給は東宝でした。主演は三船敏郎で主要キャストは、加山雄三、黒沢年男という豪華な顔ぶれでした。

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1945年8月15日の早朝に起きた陸軍による皇居襲撃事件（別名：宮城クーデター）を題材にしています。日本映画ではほとんど映されることはなく史上初めてと言われる、昭和天皇の姿や声を明確に描いた点が大きな話題となりました。なお、昭和天皇の、姿や声は1967年の初版の作品では映されることはありませんでした。従来はぼ かされて続けてきた昭和天皇の姿がこの2015年版で明確になったのです。  

日本のいちばん長い日 あらすじ

出典：http://cinema-labo.blog.so-net.ne.jp

『日本のいちばん長い日』は、時は第二次世界大戦終結の1945年8月、連合国から言い渡されたポツダム宣言を受諾するか否か、この重大な局面において日本政府は連日議論を重ねていた。そんな最中、広島と長崎に原子爆弾が投下されてしまい猶予は全くない状況となっていました。時の鈴木貫太郎総理大臣は、その最終決断を天皇陛下に委ねたのでした。この「英断」の結果、ポツダム宣言は受諾することが決定されました。 これに陸軍が最後まで猛反発していたのです。海軍・空軍が壊滅的な状況に中、陸軍は本土決戦用に温存され、なお230万の兵力を残していたのです。軍人として無条件降伏は受け入れることができなかったのです。そして、クーデターが計画されたのでした。戦争を継続させようと目論んだクーデター未遂事件は、皇居を一時的に制圧するもクーデターは失敗し首謀者らは自刀するという結果に終わっています。 これが陸軍による皇居襲撃事件です。昭和天皇が降伏を決断した8月14日の正午から天皇陛下が自ら玉音放送で日本全国の国民に終戦を知らせた8月15日の正午までの約24時間の間に起こった事件の一部始終と関わった人たちの葛藤を『日本のいちばん長い日』として描いた作品です。日本の未来を信じて戦争終結の瞬間に、命をかけて闘った人々、そして彼らがくだした日本史上最大の決断を描いた大作なのです。  

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＊この情報は2016年10月14日に取得した情報です。詳しくは公式ページでご確認ください

日本のいちばん長い日 キャスト

出典：http://www.cinemacafe.net

このノンフィクション映画『日本のいちばん長い日』の主演は役所広司が務めました。主要キャストには、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山崎努が出演しています。太平洋戦争末期の、日本国民のために終戦への道を模索し全面降伏を視野に入れる昭和天皇や閣僚、それとは逆に本土決戦を主張して決起する若き将校たちの姿をダイナミックに映し出した群像劇の大作です。この豪華キャストによる真摯な演技が日本国民が決して忘れてはならない歴史転換の瞬間を鮮やかに蘇らせてくれています。 主演の役所広司が時の陸軍大臣・阿南惟幾を、この事件の首謀者・畑中健二少佐を松坂桃李が演じています。また、本木雅弘が昭和天皇を、山崎努が内閣総理大臣・鈴木貫太郎を、堤真一が内閣書記官長・迫水久常役を務めています。 第39回日本アカデミー賞で『日本のいちばん長い日』は優秀作品賞を受賞しています。主演・役所広司が優秀主演男優賞に選出された他、木本雅弘が最優秀助演男優賞を受賞しました。  

阿南惟幾/役所広司

出典：http://s.eximg.jp

第39回日本アカデミー賞で『日本のいちばん長い日』の陸軍大臣・阿南惟幾を演じた主演・役所広司が優秀主演男優賞を受賞しました。 『日本のいちばん長い日』の主人公である1945年当時の陸軍大臣・阿南惟幾は、無条件降伏のポツダム宣言に対して最後まで猛反対していました。この主人公を役所広司が見事に演じきりました。役所広司はこの映画の出演のために弓道の猛練習をして臨むなど、ベテラン名俳優らしいエピソードも残しています。原田眞人監督も、この映画で役所広司の奥深さを知った、と絶賛しています。  

昭和天皇/木本雅弘

出典：http://image.eiga.k-img.com

また、第39回日本アカデミー賞では『日本のいちばん長い日』の昭和天皇を演じた木本雅弘が最優秀助演男優賞を受賞したのです。第124代天皇・昭和天皇は、ポツダム宣言を受諾することを決定し、日本史上で初めて天皇の立場から日本国民の前にその声を明かした歴史的瞬間である玉音放送の実施に踏み切ったのです。この日本に映画史のみならず日本の歴史上の重大な昭和天皇の役柄を木本雅弘が見事に演じたことが高評価につながりました。  

主題歌

『日本のいちばん長い日』の主題歌・サウンドトラック全26曲を手がけたのは、富貴晴美です。 富貴晴美は、大阪府出身の作曲家・編曲家・ピアニストです。映画・ドラマＣＭ音楽の作曲やアーティストへの楽曲提供を数多く行なっています。 『日本のいちばん長い日』の他にも、映画『わが母の記』・『余命』、ドラマ『SCANDAL』、またＣＭでは花王、ユニチャーム、サントリーなっちゃんなどを手がけたことでも知られています。