アニメ『秒速5センチメートル』あらすじ・キャスト【水橋研二、近藤好美、花村怜美、尾上綾華主演】

アニメ『秒速5センチメートル』あらすじ・キャスト【水橋研二、近藤好美、花村怜美、尾上綾華主演】

秒速5センチメートルは水橋研二演じる主人公遠野貴樹を中心に描いたストーリーです。 主人公が小学生の頃からストーリーは始まり、中学校、高校、社会人と成長に合わせて人間関係と主人公の心境の変化が描かれています。人間の弱さや人を想う切なさ、そこから前を向いて歩きだす強さなど人間の様々な感情の変化を成長とともに見ることができるヒューマンストーリーです。大人になった今だからこそ分かることが多くの人を共感させています。秒速5センチメートルはアニメだけではなく小説などにもなっており、多くの人から愛されています。

『秒速5センチメートル』あらすじ

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出典:https://www.youtube.com

秒速5センチメートルは3話の構成でストーリーが展開していきます。 第1話は貴樹が小学校の頃のストーリーとなります。主人公の貴樹は幼馴染の明里と仲がいいあまり「カップルだ」と周りからからかわれます。それでも2人でいれば何も怖くないのだと信じて疑いませんでした。このまま2人で大人になっていくのだと思っていた矢先、明里の転校が決まります。それがきっかけで離ればなれとなった2人はそれぞれの道を歩き始めます。「貴樹くんはこの先もきっと大丈夫だよ」という明里の言葉だけを胸にしまい込んで。 第2話では、今度は貴樹の親の転勤が決まり種子島へ引っ越すことになります。そこで出会う中学校のクラスメイト澄田花苗と出会います。花苗は密かに貴樹に思いを寄せますが、なかなか想いを伝えられずにいました。高校の進路にも悩み、また趣味のサーフィンも思うようにいかないというスランプを抱えていました。そんな中で貴樹が東京に進学するということを知り、想いを伝えようと決心します。しかし、貴樹にとっての「居場所」は花苗の隣ではありませんでした。もちろん明里の隣でもありません。 東京に進学し、プログラマーとして働く大人になった貴樹が第3話では描かれています。学生時代の少しとがった貴樹とは裏腹に、社会人となった貴樹は仕事に恋愛に充実した日々を送ります。しかし不毛な仕事などから恋人とも会うことがなくなり、3年間交際を続けた彼女からは、「1000回にわたるメールのやり取りをしたとしても、心は1センチほどしか近づけなかった」とメールで言われて破局します。 やりがいのあったプログラマーの仕事も辞め、交際していた彼女にも振られ、貴樹はすべてを失ったかのように空っぽの生活を送ります。そんな中で思い出したのは昔明里に言われた「大丈夫だよ」という言葉でした。今まで数多くの引越しをして自分の居場所を見いだせなかった貴樹に初めて居場所をくれた明里の言葉を思い出した貴樹は、今の自分の居場所を見つけます。そうして前を向いて歩き始めた貴樹は桜の咲く季節に外を歩いていると、踏切で1人の女性とすれ違います。その女性は明里で、男性は貴樹であるとお互い気づいていたにも関わらず、2人とも一切振り返らずに前を向いて歩きます。2人にとってそれが今の「居場所」であると分かっているからです。そうして2人の間を電車が通り過ぎていきます。  

『秒速5センチメートル』キャスト

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出典:http://cslbook.com

遠野 貴樹(とおの たかき)声 - 水橋研二 「秒速5センチメートル」の主人公。転勤族の親を持つことから自分の居場所を見つけられずにいたのですが、明里と出会うことで初めて自分の居場所を見出します。 篠原 明里(しのはら あかり)声 - 近藤好美(第1話「桜花抄」) / 尾上綾華(第3話「秒速5センチメートル」) 「秒速5センチメートル」のヒロインで貴樹の初恋の相手。 澄田 花苗(すみだ かなえ)声 - 花村怜美 種子島に引っ越してきた貴樹と中学で同じクラスとなり、恋心を抱く少女。 水野 理紗(みずの りさ)声 - 水野理紗 貴樹と3年間交際するものの、貴樹との距離が縮まらず破局。

遠野 貴樹(とおの たかき)/声:水橋研二

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1996年から活動を始め、多くの作品においてキャラクターに命を吹き込んできました。また俳優としても様々な役を演じてきました。2007年の「秒速5センチメートル」においては主人公の貴樹の声を担当し、幼い頃から大人まですべての声を担当しました。静かで落ち着きある声は貴樹の切ない恋心や寂しさなどをしっかり表現しています。俳優としても声優としても表現力に富んでいます。  

 篠原明里(しのはら あかり)/声:近藤好美

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2002年にデビューし、モデルとしてCMなどでも活躍しています。「秒速5センチメートル」においてはヒロインの明里役(第1話桜花抄)を演じました。「桜の花びらが落ちるスピードって秒速5センチメートルなんだって」と無邪気に主人公に語りかける明里の声や、転校が決まって離ればなれになる寂しさを震える声で主人公に伝える姿など非常に感情豊かな明里をうまく表現しています。

主題歌

秒速5センチメートル主題歌:「One more time, One more chance」(山崎まさよし) 曲が流れている間、歌詞とメロディーに合わせてストーリーが展開していきます。切ない歌詞が物語とリンクする部分が多く、本作とは別に更なる感動を呼びます。 もともと本作の監督が好きだった曲ということで依頼をし、映画公開にともなって新発売されました。 山崎まさよしの代表的な曲の1つでもあり、今でも多くのアーティストによってカバーされています。

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