アニメーション映画『言の葉の庭』あらすじ・キャスト【秋月孝雄(声:入野自由)主演】

アニメーション映画『言の葉の庭』あらすじ・キャスト【秋月孝雄(声:入野自由)主演】

このアニメーション映画のタイトルは「言の葉の庭」ですが、このタイトル「言の葉の庭」からもわかるように「言の葉の庭」の題材には言葉が一つとして選択されています。 いろんな言葉がある中で「言の葉の庭」内で選ばれたのは万葉集です。主人公の少年は靴職人を目指していますが、そんな彼が出会った女性が残した言葉、それは万葉集の一篇だったのです。この万葉集については表現の研究者である倉住助教授が協力をしています。それにはどんな意味が隠されていたのか、なぜ彼女はその言葉を残したのか、「言の葉の庭」を見る時には他の題材である靴、庭園、そして雨と共に考えてみるのも面白いでしょう。

 

特に雨は監督が第3のキャラクターといってもいいほどウエイトを置いていると言っているほど重要な背景となっていますので、ほとんどのシーンが雨となっています。原作・脚本が新海誠監督となっており、監督としては第5作目の作品です。実はこの映画は当初は劇場公開予定はなく、配信やDVDのみという小規模の短編作品予定だったのですが、いろいろと考えた結果、最終的には台湾・中国・香港・そして日本全国で同時公開という大規模な公開となっています。 上映時間はおよそ46分ほど、興行収入はなんと1億5000万円にも及んだのではないかというほど人気の映画となりました。2013年の7月にはアメリカのロサンゼルスで開催されたアニメ・エキスポ、同じく7月にプチョン国際ファンタスティック映画祭でプレミア上映、2014年5月には英国映画協会が主催するロンドン開催のアニメーション映画祭「Anime Weekend」でも上映されています。  

『言の葉の庭』あらすじ

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出典:https://4meee.com

「言の葉の庭」のあらすじはこういうものです。靴職人を目指している高校生のタカオがいつものように雨の日に学校をさぼっていると、公園にある日本庭園で年上の女性ユキノと出会いました。 それ以来、雨の日にはなんとなくその場所で会うようになった2人は次第に心を通わせ始めます。居場所がないと感じるユキノのためにタカオはいろんな場所へ出かけたくなるような、歩きたくなる靴を作りたいとデザインを開始します。そんな2人のそれぞれの思いをよそに雨が多かった6月の梅雨はあけようとしていました。  

『言の葉の庭』キャスト

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出典:http://eiga.com

「言の葉の庭」のキャストは主人公のタカオ役に実力派声優の入野自由さん、ユキノ役には若手の女性声優の中でも人気の高い花澤香菜さんを迎えています。 入野さんは数々の有名作品に声優として出演しているだけではなく、音楽活動・映画・ミュージカル・ドラマ・舞台など積極的に様々な作品に登場しています。 花澤さんも人気声優なだけに有名な作品にはかなり出演されており、歌手としてソロデビュー、ファーストアルバムなども出しています。キャラクターソングなども多く出していますので、花澤さんの声を聞きたいアニメ好きな方はまずキャラクターソングから入るのもおすすめです。  

秋月孝雄(声)/入野自由

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出典:http://news-staynight.com  

「言の葉の庭」の主人公の声優さんは入野自由さんといいますが、名前の自由さんというのは「じゆう」ではなく「みゆ」さんと呼びます。 なんとこれは声優としての名前なだけではなく、本名も同じなのです。愛称は名前で呼ばれる他、みゆみゆといった可愛らしいものもあります。 もともと子役俳優として舞台でデビューしていた入野さんなので俳優として活躍しているというのも納得です。 「言の葉の庭」の主人公のアキオはまだ高校生ですが、入野さんが28歳ですので年齢差を越えてどのように演技するのかも注目です。

雪野百香里(声)/花澤香菜

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出典:http://stat.ameba.jp

「言の葉の庭」で年上女性のユキノの役を演じたのは注目の若手女性声優である花澤香菜さんです。主人公役の入野さんとは年も近いですから親しみやすいのではないでしょうか。花澤さんも入野さんと同じく子供の頃は子役として活躍をしていた方です。なんと声優デビューをしたのはわずか14歳の頃で、大学進学と共に本格的に声優としての活躍を開始しています。また2012年には歌手デビューも果たしており、2016年9月にはなんと花澤さん仕様のクレジットカードが発行されています。また写真集の販売、カレンダーなども毎年販売されていますので花澤さんファンはチェックしてみると良いでしょう。  

主題歌

主題歌はエンディングでは「言の葉の庭」のために秦基博さんが大江千里さんの「Rain」をカバーし、歌い上げています。このRainの歌詞の内容と映画の内容がリンクし、聞きながら思わず泣いてしまったという方は少なくありません。タカオとユキノの関係がどういう結果になるのか、映画を見た後で流れるこの曲にはその時の2人の気持ちが代弁されているようで切ないと感じるという声もあります。ちなみに挿入歌として使われているのは「swan song」という曲です。演奏しているのはKASIWA Daisukeさんという方で、活動の多くは海外で台湾やロシア、アジア、またドイツのフェスなどにも参加しています。また国内のCMの曲だけでもかなりの数を手がけています。

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